【敬老の日】家族を大いに悩ませたじいちゃんのトンデモエピソード【我が家のじいちゃん伝説】
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
うちのトンデモじいちゃんの逸話です。
うちのじいちゃんは、なんというか・・・神経質で短気。
自分にも厳しいけど、他人にも同じかそれ以上に厳しく当たる人です。
そんなじいちゃんの「やばい話」。
孫の私が実際に目撃したorじいちゃん本人の口から聞いた中から、厳選して2つのエピソードを紹介します。※特定できないよう内容には若干フェイクを入れています。
①クレームに対する情熱がハンパない
具体的になんのトラブルがあったかは知らないけど、まあなにかしら、じいちゃんの思う通りに事が運ばなかったんでしょう。
「役場の人間は私のような高齢者をバカにしている!」と激昂したじいちゃん。
早朝からひとしきり家で騒ぎ(めちゃくちゃうるさいので誰も相手にしない)、役場に電話をかけるも繋がらず「電話にも出ない!ふざけるな!バカにするな!」と更にヒートアップ。
そりゃ出ないよ、まだ朝の6時だし。(←とばっちりを受けたくないので誰も言えない)
その後、なぜかスーツ姿で現れ、そのまま車でどこかへ出動。
おそらく直接文句を言いにいったのでしょう・・・
これだけの怒りのエネルギーがどっから沸いてくるのか不思議。イヤイヤ期・・・?
②病院を出禁になる
心臓系の持病があり、たまーに短期入院することがあったじいちゃん。
その入院先でのやらかし。
早朝、まだ院外への外出が認められていない時間帯なのに、どこかへ出かけたかったのか、じいちゃんは鍵をぶっ壊して勝手に外出してしまいました。
まあ、これだけならまだしも。(全然これだけって内容じゃないけど)
鍵を壊して外出したことに関して病院側から咎められた時に、なんとじいちゃん、その場で警察に通報。病院に警察を呼びつけて、大騒ぎに発展。
・・・結果的にその病院には出入り禁止ということになったそうです。こんなことある?
このとき私はまだ小学生とかだったんですが、想像をはるかに超えるじいちゃんの暴挙に頭を抱えている両親の姿が、今でも記憶に残っています。
・・・そんなじいちゃんも、今では80歳近く。
認知機能がだいぶ衰えてしまったのですが、そのおかげなのかなんなのか、まるで別人のように性格が柔和になりました。
孫どころか子供の顔もあやふやになり、話すことも満足にできないのですが、なぜだか非常に聞き分けが良くなり、施設でもおとなしく過ごしているようで・・・。
なんとも複雑ですが、とりあえず家族としては、一安心です。
これ以上出禁になると、行ける病院や施設がなくなってしまうので。←
じいちゃんには、残りの人生ずっと心穏やかに過ごしてほしいなと、孫は心から願っています。